Dilution & Mixing Calculator
濃度の計算を、
試作の手を止めずに
「20%の液10kgを15%に薄めるには、水を何kg足す?」や、「5%と20%の液を混ぜて12%を30kgつくるには?」を、数字を入れるだけで計算します。食塩水・糖液・シロップ・調味液の試作や製造の計算補助にお使いください。
Calculator
計算モードと数値を入力してください
濃度(%)は、選んだ単位と同じ基準の割合として計算します(g・kgなら重さに対する割合、mL・Lなら液量に対する割合)。1L=1kgとは扱いません。
希釈の計算結果
追加する水:3.33kg
現在の量 10.00kg に水を 3.33kg 加えると、目標の 15.00%(完成量 13.33kg)になります。
| 項目 | 量 | 濃度 |
|---|---|---|
| 元の液 | 10.00kg | 20.00% |
| 追加する水 | 3.33kg | 0.00% |
| 完成量 | 13.33kg | 15.00% |
| 含まれる成分量 | 2.00kg | (不変) |
表示は選んだ桁で丸めているため、元の液と追加量の合計が完成量と0.01ほど合わないことがあります。
水で薄めて、できあがりの量を決めたいとき(例:20%の原液から15%を30kgつくる)は、液Aを0%(水)にしてください。
混合の計算結果
液A(5%):16.00kg / 液B(20%):14.00kg
目標の 12.00% の液を 30.00kg つくるための各液の必要量です。
| 液 | 設定濃度 | 必要量 | 含まれる成分量 |
|---|---|---|---|
| 液A | 5.00% | 16.00kg | 0.80kg |
| 液B | 20.00% | 14.00kg | 2.80kg |
| 完成量・合計 | 12.00% | 30.00kg | 3.60kg |
表示は選んだ桁で丸めているため、液Aと液Bの合計が完成量と0.01ほど合わないことがあります。
・成分量=液の量×濃度。薄める・混ぜる前後で成分量が変わらない、という考え方で計算しています。
・次のことは考慮していません:比重、溶かしたときの体積の変化、温度による変化、化学反応。とくに mL・L で計算するとき、食塩や砂糖を溶かした液は、混ぜた量の足し算どおりの体積にならないことがあります。正確さが必要なときは重量(g・kg)で計算してください。
・表示は選んだ桁で丸めますが、計算は丸めずに行っています。
※ 本ツールは配合・試作時の計算補助です。食品の安全性や保存性を判定するものではありません(免責事項)。
Knowledge
使いどころの例
食塩水
10%の食塩水2kgを3%に薄める場合、含まれる塩分は2kg×10%=0.2kgです。0.2kg÷3%=約6.67kgが完成量となり、水を約4.67kg追加します。
糖液
50%の糖液5kgを20%に薄める場合、含まれる糖分は5kg×50%=2.5kgです。2.5kg÷20%=12.50kgが完成量となり、水を7.50kg追加します。
シロップ
糖度60%のシロップと糖度10%の果汁を混ぜて、糖度30%のミックスシロップを10kgつくる場合、60%シロップが4.00kg、10%果汁が6.00kg必要になります。
調味液
塩分15%の醤油調味液3kgを5%に薄める場合、3kg×15%÷5%=9.00kgが完成量となり、水を6.00kg追加します。
漬け液
塩分8%の漬け液をつくるため、15%の調味液と2%の出汁を混ぜて20kgつくる場合、15%調味液が約9.23kg、2%出汁が約10.77kg必要になります。
これらは計算の例です。食品ごとの適切な濃度や、安全性・保存性を満たす濃度を示すものではありません。
計算のしくみ
モードA(水などで薄める)の式:
薄めても「含まれる成分量」は変わりません。そのため、完成量=現在の量×現在の濃度÷目標濃度 で計算できます。この完成量から現在の液量を引いた差が、追加する水の量になります。
例:20%の液10kgを15%にする場合、完成量は 10 × 20 ÷ 15 = 約13.33kg となり、水は 13.33 − 10 = 約3.33kg 足せばよいことが分かります。
モードB(2液を混ぜる)の式:
濃度の違う2液を混ぜて中間の目標濃度をつくるときは、「てんびん」の比率で考えます。目標濃度と各液の濃度の差に注目し、その距離の逆比で混ぜ合わせます。
液Aと液Bの重量比=(液Bの濃度 − 目標濃度) : (目標濃度 − 液Aの濃度)
例:5%と20%の液から12%を30kgつくる場合、比率は (20 − 12) : (12 − 5) = 8 : 7 になります。したがって液Aは 30 × 8 ÷ 15 = 16.00kg、液Bは 30 × 7 ÷ 15 = 14.00kg と計算されます。
糖度(Brix)について
Brix(%)は溶液の重さに対する糖の割合の目安なので、重量(g・kg)で入力すれば同じ考え方で計算できます。ただし屈折計の値は糖以外の成分や温度の影響も受けるため、仕上がりは実測で確認してください。
FAQ
よくあるご質問
20%の液を15%にしたいとき、水は何kg足せばいいですか?
現在の量が10kgなら、水を約3.33kg足すと15%・約13.33kgになります。計算式は「完成量=現在の量×現在の濃度÷目標濃度」で、完成量から現在の量を引いた分が追加する水の量です。モードAに数字を入れると、その場で計算できます。
mLやLで計算しても大丈夫ですか?
計算はできますが、結果は目安になります。食塩や砂糖を溶かした液は、混ぜた量を足し算したとおりの体積にならないことがあり、本ツールはこの変化や比重を考慮していません。また1L=1kgとしても扱いません。正確さが必要な場合は、重量(g・kg)で計算することをおすすめします。
5%と20%の液から30%の液はつくれますか?
つくれません。2つの液を混ぜてできる濃度は、必ず2液の濃度の間(この例では5%〜20%)に収まります。範囲の外を指定したときは、画面にその旨を表示します。より高い濃度が必要な場合は、濃い液を用意するか、溶かす量を増やす必要があります。
この濃度なら安全、といった判断もしてくれますか?
しません。本ツールは濃度の計算を補助するだけで、食品の安全性・保存性や、法令上必要な濃度は判定していません。塩分や糖度で保存性を管理している製品の場合は、社内の基準と実測にもとづいてご判断ください。
入力した内容は保存されますか?
保存されません。計算はすべてお使いのブラウザの中で行われ、入力内容がサーバーへ送信されることはありません。試作の配合も安心してご入力ください。無料・登録不要・回数制限なしでお使いいただけます。
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食品会社向けの無料ツール
仕込みの計算から食品表示まで、食品会社の実務を助ける無料ツールをそろえています。いずれも登録不要・回数制限なしで、入力内容はブラウザの中だけで処理されます。
配合の仕込み量を一括計算(配合即算)
基準配合から今回の仕込み量へ、全原材料を一括換算します。
歩留まり・必要仕込み量の計算(歩留即算)
実績の歩留まりから、必要な仕込み量を逆算します。
栄養成分表示の換算(換算工房)
100gあたり⇔1包装あたりを一括計算。ナトリウムから食塩相当量への換算にも対応します。
アレルゲンチェック補助(確認工房)
原材料表示から、特定原材料9品目・準ずるもの20品目の表記を抽出します。
できあがった商品のラベルについては、食品一括表示ラベル(必須9項目+栄養成分)、原料原産地表示ラベルのページもあわせてご覧ください。無料ツールの一覧はこちら。
Disclaimer
ご利用にあたって(免責事項)
この濃度即算は、株式会社ニコーが無料で、現状のまま提供しているツールです。食品会社の方に使っていただける道具がそろってきたので、よければどうぞ、という気持ちで公開しています。ご利用はお客様ご自身の判断と責任でお願いいたします。
- 食品の安全性・保存性を判定するツールではありません
- 本ツールが行うのは希釈や混合の計算補助だけです。食品の安全性や保存性、法令上必要な規格基準の濃度などは一切判定していません。塩分や糖度で日持ちを管理する製品の場合は、社内の基準と実測にもとづいてご判断ください。
- 考慮していないこと
- 比重、溶かしたときの体積の変化、温度による変化、化学反応は考慮していません。とくに容量(mL・L)で計算した場合、混ぜた量の足し算どおりの体積にならないことがあります。正確さが必要なときは、重量(g・kg)での計算をおすすめします。
- 端数について
- 表示はご指定の小数点桁数で丸めていますが、計算そのものは丸めずに行っています。そのため各項目の足し合わせと表示の合計がわずかに合わないことがあります。現場の計量器で扱える桁に合わせてご判断ください。
- 出力の確認は、お客様側でお願いします
- 計算結果を製造指示書や仕込み配合へ転記する際は、製造の前に必ずご確認ください。仕上がり濃度の実測確認をおすすめいたします。
- 損害について
- 当社の故意または重大な過失による場合を除き、本ツールのご利用によって生じたいかなる損害についても、当社は責任を負いかねます。仕込みのやり直し費用、原材料の損失、機会損失などを含みます。
- 提供の継続について
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データはお預かりしていません。入力した配合や数値はすべてお使いのブラウザの中だけで処理され、当社のサーバーには送信されません。そのため当社側にデータは残らず、内容を確認することもできません。試作の配合は機密性の高い情報ですので、この点はご安心ください。
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中身が決まったら、次はラベルです
試作の配合が固まれば、原材料表示・栄養成分表示と続きます。1969年設立・食品ラベル専門のニコーが、表示を載せるラベルづくりをお手伝いします。小ロットから対応していますが、得意なのは10,000枚以上の大ロットです。
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