Data Self-check Tool
その入稿データ、
そのまま入稿できますか。
カット線・塗り足し・白版・特色…。ラベル・シールの入稿データには、通常の印刷物とは違う「ラベル特有の落とし穴」があります。8つの項目に「OK / わからない / NG」で答えるだけで、入稿前の状態をセルフチェック。判定結果は、社内共有やお問い合わせにそのまま使えるテキストで出力できます。
使い方は、3ステップ
データを開きながら答えるだけ。「わからない」のままでも最後まで進めます。
01 8項目に答える
カット線・塗り足し・白版など8項目に「OK / わからない / NG」で回答。各項目の「なぜ必要か・直し方」も図解つきで確認できます。
02 判定を見る
全問に答えると判定スタンプが表示されます。「わからない・NG」が残っていても、そのまま相談できるので大丈夫です。
03 結果を共有
結果テキストをコピーして、社内デザイナーへの依頼メモやニコーへのお問い合わせにそのままお使いください。
入稿データを8項目でセルフチェック
Knowledge — Label Prepress Data
ラベルの入稿データは、
なぜ「普通のDTP」と違うのか
チラシや冊子のような四角い印刷物と違い、ラベル・シールは丸・楕円・変形など自由な形に打ち抜いて仕上げるのが前提です。そのため入稿データには、デザインそのものに加えて「どこで切るか」を指定するカットライン(カットパス)が必要になります。カットラインはデザインと同じレイヤーに混ぜず、専用レイヤーに分けて特色スウォッチで指定するのが基本です。
また、透明フィルムやメタリック系の素材に印刷する場合は、色をきちんと発色させるための白版(白インキの版)という、紙のDTPには登場しない版が必要になることがあります。金・銀・蛍光やDIC・PANTONE指定の特色はCMYKとは別の版になるため、スウォッチでの明確な指定が欠かせません。さらに食品ラベルでは、賞味期限やロット番号を後から印字するための可変印字エリアをあらかじめ空けておく、というラベルならではの設計も加わります。
形を決めるデータ(カット線・塗り足し・安全域)
打ち抜きにはわずかな位置ズレが伴うため、背景はカット線の外へ2〜3mm(目安)延ばし(塗り足し)、文字はカット線から2mm(目安)以上内側へ。この「外へ延ばす・内へ寄せる」の両方がそろって、白フチや文字切れのない仕上がりになります。
色を決めるデータ(CMYK・特色・白版・黒の使い分け)
基本はCMYKの4色。特色は専用スウォッチで版を分け、透明素材には白版を用意します。黒は「小さい黒=K100のスミベタ/広いベタ=リッチブラック」が目安。不要なRGBや特色が残っていないかの確認も大切です。
セルフチェックは「入り口」。最後はプロの目で確認
本ツールの8項目は、ラベル入稿データで特につまずきやすいポイントを、当社の入稿基準(一般的な印刷標準に準拠)にもとづいて目安として整理したものです。数値(塗り足し2〜3mm・安全域2mm・解像度350dpiなど)は素材・形状・加工・出力機によって前後するため、最終的な可否は担当者がデータを拝見して確認します。「NG」や「わからない」が残っていても、そのままの状態でご相談いただけます。
株式会社ニコーは創業1969年、食品ラベルを専門に手がけてきたシール印刷会社です。製版から印刷・カット仕上げまでを自社で一貫して行っているため、カットラインの引き直しや白版の作成といった、ラベル特有のデータ調整もご相談いただけます。入稿の手順や対応データ形式(Illustrator推奨)はデータ入稿のページにまとめています。仕上げ方式について詳しく知りたい方はカット仕上げのページもあわせてご覧ください。
Q1.「NG」や「わからない」が多くても入稿できますか?
はい、そのままご相談いただけます。判定結果のテキストを添えてお問い合わせいただければ、ご入稿いただいたデータはニコーのデータチェックで確認し、カット線の作成や塗り足しの追加など必要な対応をご案内します。NGを直しきれない状態のままでも大丈夫です。
Q2.塗り足しはなぜ必要なのですか?
ラベルの打ち抜きや断裁では、わずかな位置ズレが起こり得ます。背景をカット線ちょうどで止めると、ずれた側に印刷されない白フチが出てしまうため、背景をカット線の外側まで2〜3mmほど延ばしておきます。この2〜3mmは一般的な目安で、形状・素材・加工により適正量は前後します。
Q3.このツールは無料ですか?回答内容は送信されますか?
無料でご利用いただけます。チェックの判定はお使いのブラウザ上で行われ、回答内容が自動でサーバーへ送信されることはありません。結果テキストはコピーして、社内共有やお問い合わせの際にご活用ください。
データに不安があっても、そのままご相談ください
カット線がまだ引けていなくても、白版の要否がわからなくても大丈夫。食品ラベル57年の株式会社ニコーが、入稿データの状態からお手伝いします。「検版工房を使ってみました」とお伝えいただくとスムーズです。